カビが増えやすい条件として、

湿度、栄養源、酸素、温度があります。

まず湿度ですが、

湿度70％以上がカビの成長がしやすい環境です。

特に湿度が上昇すると成長するカビの種類が

増大するとともに成長も促進される傾向があります。

次に、栄養源ですが、栄養源である食品・繊維・木材や

ほこりが多いほどカビが繁殖しやすくなります。

また、畳の部屋では、畳の上に落ちている

ほこりだけでなく畳自体も

栄養源となるので注意が必要です。

酸素は、他の生物と同様にカビにとっても

成長には不可欠な要素です。

また温度については、25度から30度近辺が

カビにとっての最適な温度帯となっています。

しかし、0度以下や40度以上でも

成長を続けるカビも存在します。

カビの繁殖をおさえるには、

湿度、栄養源、酸素、温度をカビにとって

最適な条件としないようにする必要があります。

酸素を抑制することは難しく、

温度も人間の生活温度帯でカビも成長するため、

まずは、こまめな掃除で栄養源を断ち、

除湿器等を用いて湿度を制御することが

有効な対策となります。

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